運営:NPO法人AVA健康Labo
〒651-2242 兵庫県神戸市西区井吹台東町1-2-1-10-1304
日本は四季のある美しい国ですが、近年、地球温暖化の影響による暑さ・寒さ対策は大きな課題です。長年の研究によりAVA(動静脈吻合)血流による熱放散調節のメカニズムが明らかとなり、実生活での成果も少しずつ分かってきました。これらは各種メディアでも取り上げられていますが、まだまだ人々の理解は進んでいません。
AVAと衣服を含めた実生活の関係についての知識や成果を広く普及させること、また健やかな暮らしづくりに欠かせない運動や体操の指導にもこれらの成果を生かすことは、健康を求める全ての人々により良い結果をもたらすと考えます。
当法人の理念と活動にご支援とご協力をお願いしまして、ご挨拶とさせていただきます。
1989年4月から2022年3月まで33年にわたり神戸女子大学の専任教員として学術研究と大学教育に努め、特に環境生理学における研究分野では、近年、社会から注目される熱中症対策や予防等、「衣服と発汗、皮膚血流(特に動静脈吻合(AVA)血流)」等の温熱生理学関係をはじめ、温暖化防止対策に繋がる生活に密着した専門知識や情報を社会へ発信し続けてきた。
多数の企業等との共同研究にも積極的に参画し成果を上げてきた。また、神戸市から委託された「異常高温の影響を軽減する研究」では、2019年7月に開催された「異常高温対策シンポジウムin神戸2019」において、熱中症対策として生理学的に有用なAVA血管を有する“手”を浸す水場を神戸の街に設置することを神戸市長へ提案した。神戸市教育委員会の「中学校標準服のあり方検討会」においても衣服の吸湿・吸水性の影響について温熱生理学の立場から提言を行う等、地域社会に対して有益な情報発信を続けている。
2019年6月には(一社)日本繊維製品消費科学会の学会賞功績賞を受賞し、また、永年にわたる教育研究への貢献により2020年には兵庫県功労者(学術教育)として表彰を受けた。
略 歴
1976年3月 東京学芸大学大学院修了
1976年4月 金沢大学医学部生理学第一講座 助手
1983年9月 オーストラリア国立研究機構(CSIRO)留学
1986年5月 医学博士(金沢大学)
1986年7月 金沢大学医学部 講師
1989年4月 神戸女子大学家政学部 助教授
1993年4月 (同上) 教授
2013年4月 神戸女子大学 副学長
2022年4月 神戸女子大学 名誉教授
2022年8月 NPO法人AVA健康Labo 理事長
社会における主な活動等(カッコ内は歴任)
日本生理学会 現評議員
日本生理人類学会 現会員(理事)
神戸市医療産業都市構想研究会健康づくり支援システム検討委員会(委員)
(一社)日本繊維製品消費科学会 現会員(理事、副会長、会長、監事)
(一社)日本繊維製品消費科学会快適性・健康研究委員会 現顧問(委員長)
(公財)大学基準協会大学評価分科会(委員)
(一社)日本家政学会 現会員(理事、副会長)
日本生気象学会 現会員(理事)
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<受付時間>
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